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アメリカ大統領選挙!トランプ氏が勝った場合を考えてみた! [日記]

当ブログをご訪問下さりまして、有難うございます。

さて、2016年3月現在、アメリカ大統領選は予備選挙の真っ最中ですね。

当初は泡沫候補扱いだったドナルド・トランプ氏が、共和党予備選挙で首位を突っ走っています。

彼は、その過激な発言から対立候補だけでなく、多くのメディアやオバマ大統領にまで批判されていますが、その人気は全く衰えません。

いや、むしろ批判を逆手に取って、更なる人気を得ているのではとも思えます。

このままの勢いを保てば、共和党候補にはなりそうです。

ただ、本選ではちょっと厳しいかもしれません。

でも、アメリカ国民がオバマ大統領時代に示された“見せ掛けの変化”ではなく、“本物の変化”を望むならば、ひょっとすると可能性はゼロでは無いと思います。

いや、むしろ勝利の可能性の方が高いと思います。

そこで、トランプ氏がアメリカ大統領になった場合を考えてみました。

ただし、これは、私の独断と偏見ですので、一種の妄想と解釈して頂ければと思います。

ですので、きついツッコミはご勘弁の程、お願いしますw

意外に良い大統領となるかも
今は、選挙戦を優位に進めるためにも、そのキャラにあった過激な発言をしていますが、実際に大統領に就任したら“落ち着く”のではと考えています。

また、彼は政治家としての経験がないために実務的能力は低いかもしれませんが、政治的実務能力の高い者を積極的に取り立て、その意見を尊重するのではと考えています。

理由の一つとして、彼は何度も失敗しながらも自身の事業を最後には成功に導いていますので、根性があるだけでなく、人材を見る目と機を見る目の両方を持っていると思えるからです。

それに、自分が及ばない事は人に任せることができる度量もあるように感じます。

なんと言うか、張良蕭何韓信と言った三傑を使い切った前漢皇帝の劉邦のような“臭い”がします。

この臭いが正しければ、意外に良い大統領となる可能性はあると思います。

外交面について
過激な物言いでアメリカを偉大な国にすると豪語するトランプ氏ですが、意外にもロシアのプーチン大統領を人物として称賛しています。

このため、ロシアとは今の冷戦モードから協調モードに移行すると思います。

一方、中国に対しては、現在も、今後も厳しい姿勢を維持するのではと思います。

それに中国はアメリカの覇権を脅かす唯一の存在ですので、ロシアを取り込んでその包囲網を形成し、経済的・軍事的に押さえ込みを計ると思います。

一方、欧州や中東に対しては、関与を低下させるように思えます。

それは、シェールガスでエネルギー問題が改善されたこともあり、中東への関与はコスト高となるため、その分を内政に振り分けると思えるからです。

また、移民問題に揺れる欧州に関わることは、アメリカの移民問題にも影響するため、その関わりは消極的に成らざるを得ないと思えるからです。

日本への対応について
トランプ氏は、現在の日米の安全保障条約が不公平なものと考えているようです。

しかし、実際は日本は予算面で十分な配慮をしているため、大統領になった暁には中国包囲網の一翼を担う日本を重視すると考えられます。

また、TPPについても安全保障の観点から結局は推進せざるを得ないと思えます。

ただし、安全保障に関しては日本に対してより平等な役割を要求するのではと思います。

日本としては、その要求に応えざるを得ないと思います。

私としては、この要求を奇貨として日本を他国に安全保障を過度に依存しない“普通の国”にできるのではと考えています。

最後に
以上のような考えを巡らせた場合、トランプ氏がアメリカ大統領になったら、日本にとっても世界にとっても、良くも悪くも大きな変化をもたらしそうです。

現状、常識的にはクリントン氏の方が大統領の椅子に近いと思いますが、クリントン氏では大きな変化は望めないと思います。

まあ、結局決めるのはアメリカ国民ですが、日本への影響も大きいので、その行方を今後も注視したいと思います。

では、また。